人生とは投資であり、投資とは人生である

楽しんでなんぼのこの世界。何に時間を使い、何にお金を使うか。どの道を選び、どんな仕事をするか、しないか。すべては自分という資を投じる行為。投資とは人生そのものである。

【雑記】6/6(水) ただの日記。「あなたの魅力は∞?」

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あなたは自分自身の魅力に気付いていますか?

 

 聞いといて何なんですが、僕はまだ気付いていません。

 

 

 

僕は福祉関係の仕事(バイト)をしています。

その中の一つに週1で「同行援護」というのがあります。

同行援護とは、全盲の方のガイドヘルパーです。

よく街で全盲の方と一緒に2人並んで歩いている姿を見ると思います。あれです。

 

僕が支援している利用者をAさんとします。僕と同世代の30代の男性です。Aさんは障害者枠で某企業の契約社員で働いており、その契約が今年の9月で切れてしまいます。結構気さくで明るい方ですが、優柔不断で気弱なところがあります。そして今は、10月以降のことをとても心配していてよく相談されます。

 

ここは、人の振り見て我が振り直せ的な話にもなるんですが・・・。

 

 Aさんは、大学院の心理学研究科を卒業しています。年に1回ある臨床心理士の試験を毎年受験していますが、何年も落ち続けています。今年から始まる公認心理士という国家資格にも挑戦するそうです。特に対策もせずにただ受けていて、今年は受かればいいなあ、ぐらいの感じなんですね。

 

その一方で、選択肢に全くなかった仕事内容の企業に応募したり、通えもしないような場所まで面接を受けにいったりしています。

 

 行動力は素晴らしいし、話していても楽しくて魅力的な方だと思うのですが、とにかくごちゃごちゃして整理ができていない印象です。結果が出る前に、落ちた前提で次の行動を取りつつ、言い訳をします。過去の話もよくするんですが、Aさんはおそらく長い間同じところをずっとグルグル回っています。

 

もともと障がい者の就労支援の仕事をしていたらしく、今後また人の手助けをする仕事がしたいと言っていました。そのために臨床心理士を取りたい、スクールカウンセラーや産業カウンセラーに興味があると。

じゃあ何で行く気もない、やりたいことでもない会社を受けているんですか?ってなりますよね。 

 

 なんとか現状の外に向かってブレイクスルーできればいいなと思いつつ、先日歩きながら次の会話をしました。ちょっとしたやり取りでしかなかったんですが、

 「全盲の方って全国にどのくらいいるんですか?」と聞きました。多分30万人ぐらい、だと答えてくれました。

 「じゃあ仮に2倍の60万人いるとしても人口比5%未満ですよね?さらに大学院をまで出ている人はその中の5%未満ですよね?それだけでも希少価値があるんじゃないですか?」と伝えました。それだけです。 

 

すると、数字を具体的にしたせいか妙に腑に落ちたようで、めっちゃ前向きになって饒舌になりました。大体2時間ぐらいいつも2人で歩くんですが、終始元気にニコニコしながら話しました。 

  

 僕が伝えたかったのは数字的な希少価値ではなくて、

そもそもあなたには魅力があるんだから、そのままでいいですよ。

 ということなんですよね。他人との比較ではなくて。

 まあでも、何かしら伝わって、本人が向きたい方向を向いてもらえたらいいな~って思いました。

  

 

 

 その翌日。

 

 

 

  たまたまですが、障がい者つながりで『聲の形』というアニメ映画作品を観ました。

 

 

 

こちらは聾(ろう)者がテーマの作品です。映画紹介じゃないので、内容や感想はさらっと割愛します。

主人公の男の子が健常者で、ヒロインが聾者です。 思いが伝わらない、自分を表現できない、ちょっとしたすれ違いで事が運ばない、みたいなことが上手く描かれています。主人公は、周りの人の顔をちゃんと見ていない、みんなの声をちゃんと聴いていない、のはむしろ自分自身だったということに気付いていきます。とてもいい映画でした。

 

 

 

身体障がい者は外見的、身体機能的に区別がしやすいですが、結局人って何を基準にして区別するかだけの話なんですよね。 

障がい者と健常者、肌の色、話す言語、男と女、子供と大人・・・など。実は突き詰めるとどれも明確な区別ってないんですよね。 「基準」はありますが、あれは便宜上のものでしかないです。定義みたいなもの。

個人的には、「人間」という括りでみんな一緒という感覚があります。一緒というか個性はあるが優劣はない。もっと厳密に言うと、どこからどこまでが人間かも怪しいです。

 

  

僕は最近(福祉の仕事をしてからかもしれませんが、)ずっと思っていることがあります。  それは、「あなたにはあなたが思っているより魅力がある。それはあなたにしかないものである。」ということです。もれなく関わった方全員に対して思います。

 

 そのことにどうやって気づいてもらえるか、を僕が働く上での一番大きな外枠としているような気がします。自分で自分の魅力を見出してほしいのです。

 

 

 

いろんな映画や本などで登場人物に感情移入します。現実世界との大きな違いをは、一人でいるシーンや複数でいるときの心の中の声が聴けます。

つまりそのキャラクターのあるがままの姿が見えるからだと思いました。

 ということは、あるがままの姿が最も魅力的だとみんな思っているはず?

 

 

 これだけ偉そうに言っておきながら、僕は僕自身の魅力をよくわかってないんですよね。あるがままでいるかって言われると、う~ん微妙です。場面によってキャラを変えるのは自然なことだし、僕自身は人と会話しているときなんかに、自分ってこうだな~とよく気づかされます。

 

 とりあえず、細かいことは考えず、やりたいことを好きなようにやろうと思います。それが一番自然だから。

 

あなたもそれでいいんですよ?

もともとあなたの魅力は∞です。

 

 

 *余談ですが、思いだしたので。

 分人主義っていう考え方があります。作家の平野敬一郎さんが提唱しているもので、「人は誰しもいろんな顔を持っていて、どれか一つではなく、そのどれもが本当の自分である。」という考え方。場面によってキャラを変えるのは不自然ではない、そのキャラも本当のあなたです、みたいな。興味ある方は読んでみてください。 

 

 

 最後まで読んでいただき、ありがとうございました^^