こんばんは。
最近はめっきりブログの更新も途絶えてしまいました。ごめんなさい。
そんな僕がいま何をしているかというと、株式トレードの検証作業です。
ファンダではなく、あくまで需給を取るほうです。
ようやくトレードで勝ち始めるスタートラインに来たという実感(まだ確信ではない)を得たため、記事を書くことにしました。
何をやってもうまくいかないのが当たり前
僕が株に出会って現在3年半ほどになります。本当にたくさんの本を読み、動画を視聴し、実際に資金を投入して痛い目にも散々あいました。今も収支はマイナスです。何をやってもうまくいかない。
どちらかというと、僕は始めた当初からファンダに興味があり、四季報も1年前までは毎号買っては読んでいました。当然素人が四季報を読んだところで勝てるということはありません。
目先のポジションはやはり需給に目が行ってしまうし、テクニカルを重視してるっぽい理由で時には自分を納得させ、雲行きが怪しくなると、根拠をファンダ寄りに戻したりもする。確証バイアスというやつですね。
トータル勝てると分かった上でトレードしなければ100%最後は負けます。
「検証」ができるようになるまで
まず前提の前提として、勝っている人たちは日々検証を怠りません。
それはトレードの本質を理解していない9割の負け組には、なかなか見えません。
↓(詳しくは以前記事にしているので、読んでみてください。)
で、過去の記事でも偉そうに書いていますが、内容は正しいとはいえ、実際にはなかなかその通りにはできていないんですね。
ずっと試行錯誤を繰り返していたのですが、検証のやり方がわからなかったんです。
わからないというか、自分に合ったやり方を見つけられていないと言うべきでしょうか。
もうはっきりって、ここが勝つためのスタートラインですね。
自分に合ったやり方を見つけられるかどうか・・・。
ここをクリアしたら自然と体と頭は動いてくれるので、期待値の高い手法を見つけるのみ。
あーだこーだした
正直言って、まだ僕は結果を出していないため、反面教師とするなり、これだけいろいろやってやっと可能性を見出したんだ、ということが伝わればいいと思います。
こういう「プロセスまでのプロセス」みたいなところは、勝っている人には当たり前すぎる共通認識だし長い説明もめんどくさいため、表に出しません。なので、ある意味貴重かも?参考まで。
ツールだけでもめっちゃいっぱい。そのために口座開設も。
・SBI証券 ハイパーSBI
・楽天証券 マーケットスピード
・パン・ローリング チャートギャラリー(無料お試し版)
・カブドットコム証券 カブステーション
・松井証券 ネットストックトレーダー
・マネックス証券 トレードステーション
その他 GMOクリック証券、岡三証券、ライブスター証券も口座開設
思いつくだけでもこれだけ使ってみて、しかも何周も何周もしています。
とりあえず口座開いてツール使いまくるのは、勝っている人の共通点ですね。
個人的に取引の使いやすさや見やすさではハイパーSBIが好みだったので、なんとかこの中で検証を成立させようとめっちゃ気張っててうまくいかない時期が2年ぐらいあります。
そして実際の取引用には、手数料の安さと貸借銘柄しか空売りできないライブスター証券を使っています。
後々効いてきた為替のデモトレ
あまりうまくいかなかった為替のデモトレ。
為替を株に見立てて、5分を日足、30分を週足、1時間を月足、4時間を年足として、1年ほど前に少しの間だけど、検証していました。為替だと税制的に不利などの点から実際にやる可能性がなかったため、臨場感がなく楽しめませんでした。(FX口座を開いてもダメでしたw)
僕がいまやっている検証
現在僕が検証している手法を公開します。
基本的には相場師朗さんに近い手法を目指していて、めっちゃ動画を視聴しています。次回相場ゼミの募集があれば、即入会します。
ツールはマネックスのトレードステーションを使用。
移動平均線のみを使い、設定は5本、20本、60本、100本、300本MAです。時々200本も表示します。色はオリジナルですが、本数は相場師朗さんと同じ設定です。
移動平均線5本以上表示でき、20年前とかの日足の過去チャートが見られて、しかも一本ずつローソク足を進めることができるのは、無料の範囲で言うなら多分トレードステーションしかないと思います。
チャートリーディングするなら絶対これですね!
パンローリングの相場チャートでは、建玉帳があるのと上位足が見やすいので、結局後々には必須になると思っています。ゼミに入る際に購入する予定です。
モニター2枚で、チャートと記録用のエクセルを並べて入力しながらリーディングをしています。
具体的手法①
20日MA割れでひたすらショートを打ち続ける!
今の段階ではほんとにただ打ち続けるだけです。
根拠としては、
大きく取れるところはないか?
↓
暴落?
↓
過去20日MAの下でしか暴落はほぼ100%起きていない!!
↓
20日MAの下で数打てば当たるだろう!
どシンプルなんですが、皮肉にもこれだけでもプラスになります。
量をこなすのと細かいところを詰めていく作業は、まだまだこれからという段階。
具体的手法②
5日MAと20日MAが両方300日MAをGCした翌日の寄付はロング、DCした翌日はショート。5日MAが反対にクロスしたらロスカット。
これは長めの時間軸で勝負できる手法はないか考えながら日足をスクロールしていて気づいたことがきっかけです。
銘柄によっては大相場に乗れるので、ロングではかなり良い成績も出るが、時間軸が長くなりすぎるし当たり外れが大きい。
ショートは暴落でエントリーになってしまうことが多いので、20MAがクロスする段階でかなり下げ止まっていて不利になるため負ける。
ある程度検証を進めると、明らかにうまくいかない部分が出てくるので、うまくいきそうなところを修正します。
例えば、損切ラインをシビアにして負けを減らしたり、利益を減らして勝率を高めるなど、基準をいじってトータルで勝ちやすくしていく作業を繰り返します。
↓は①の手法で、利確のラインを下げて、勝率を上げると同時に、決済までの期間を短くしてリスクを減らせるか、基準を修正して再検証したものです。(オレンジっぽい色が着いたところが入力をし直したところ)
こうやって検証のやり方や使うツールや基準が定まると、ほんとにあとは期待値を調べる作業になります。しかも楽しくなってきます。
ここで全然うまくいかないのはみんな一緒なんです。
なのにここで諦める人が大半なんだと思います。勝っている人も間違いなく同じ道を通っています。
限られた天才以外は、ここは避けては通れない所なので、やはり職人の世界という感じはしますね。
そして、この検証の布石になっているのが上記MT4の為替デモトレードなんですね。あんまり上手にできなかったけど、それをやっていたことが画像でもわかるように今の検証のもとになっています。
結局は具体的な失敗の積み重ねであり、それは株以外も同じことです。
最後に
なぜこういう記事を書き始めたかというと、負けている9割の中から勝てるようになっていく人の、そのプロセスを書いたものが見つからなかったからです。
僕がそれを身をもってこれから自分自身に証明していきます。
そして合わせてこれを読んでいただいた、勝てないあなたのちょっとしたきっかけや参考になれば幸いです。
なのでこれから時々、検証している手法やその成果を記事にします。
コツは、上手になるまで検証を止めないこと。そして楽しむこと。
プロセスを楽しむことです。
まずは「検証」するところまでいけるかどうか。
ここがあなたのスタートです。
たぶんこの記事を読んだだけでも大変そうだと思った方もいると思いますが、大丈夫です。あーだこーだやってればいいんです。もし今までうまくいってなければ、プラスひとつ何かを具体的にやることです。その小さな変化の積み重ねから、検証まで進むことができれば、ほとんど勝ったも同然です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました^^