こんばんはこんにちは。
日付変わって昨日は珍しい出来事がありました。
一日に2匹の猫の死体を見つけたのです。
一匹目は、夜勤から帰宅した朝9時半ごろ、自宅マンションの入り口にて。
ゴミボックスがありその横に段ボールを立てかける場所があるのですが、
そこの段ボールに寄りかかって、リラックスして静かに眠っていました。
そういえば、僕にとっては人生で初めての見る猫の死体。
何となくただ眠っているだけじゃないな、と思いながらも、
死んでいるという確信もありません。
体を撫でてみると、とても冷たくて、固くて、瞬時にそれとわかりました。
よく見るとお尻のあたりがボロボロで、
出血の痕らしきものが、近くの階段にありました。
その猫はこの辺に住み着いていて、よく姿を見かけていたし、
一度だけ僕の部屋に入ってきたこともありました。
(この子です)
何ともまあ・・・複雑な気持ちで。
悲しいといえば悲しいけれど、可愛がったわけでもない。
どちらかというと、眠っている姿が穏やかだったので、安心したというか・・・。
でもやっぱり寂しい悲しい気持ちもあるし・・・。
2匹目。
先ほど23時ごろに買い物帰りの道中で発見しました。
こちらは写真はありませんが、黒猫で、歩道の端っこに、
これまた(1匹目と全く同じ格好で)静かにリラックスして眠っていました。
自転車で通り過ぎたのでほんの一瞬の出来事でしたが、
今度は見た瞬間に死んでいると判断ができました。
ケガの部位は忘れましたが、出血も瞬時に確認できました。
そして、ここからが人間らしいというか。
2匹目を発見した後、
「これは何か悪いことが起こるかもしれない」
「いや、むしろいいことの可能性もある」
みたいな考えが勝手に浮かんできました。
「今までの人生で経験したことない不吉なことを、
一日に2回も経験するなんて!」と。
以前ならそのまましばらく信じて変に考え込んでしまいましたが、
今の僕の思考回路では、「たまたま」のひとことで片付けます。
なんていうか、
そんなことが思い浮かぶこと自体人間らしいというか、
こういう何気ない日々の出来事から影響を受けて、
わざわざ物事を複雑にしている人間って面白い生きものだなあ、
と自分の思考を通して感じました。
無意味に意味づけして無意味を重ねる・・・みたいな。
また、一匹目を発見した時、
僕自身が時間に余裕がなくそのまま昼勤に突入することもあって、
とりあえず放置して帰った時にまだそこで眠っていたら、
ネットで検索するか、管理会社に連絡するかして、僕が何とかしようと考えていました。
しかし、疲れて帰ってきた僕は眠たくて仕方がなく、
その子のことをすっかり忘れていて、
部屋に入ってしばらくしてから気づいて確認しに行きました。
何とも現金で「人間らしい」・・・。
そしてもちろん既にそこに猫の姿はなく、段ボールもきれいに片付いていました。
これまた何とも潔く「猫らしい」・・・。
そんな人間らしい人間と、猫らしい猫・・・の一日でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました^^