寝ても覚めても福祉道

2020.08~ 株式投資に関する記事は止めて、仕事(福祉)に関する記事を書いています。利用者家族や介護職員の心の充足や支援方法について発信しています。

話せない自閉症者支援に役立つ会話スキルーその➀ー

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こんにちはこんばんわ。OKUです。

今回は「発語がない自閉症者との会話スキル」についてお話をします。

 

 話せないということは、自分の意思を伝えられません。しかもまた、表出される行動や表情が心情と一致していない場合が多いです。

 なので、利用者さんのごく一部しか理解できないという前提で、その中で信頼関係を築くのに役立つ具体的な会話方法を2つに絞ってお伝えします。(長くなりそうなので2回に分けます!)

 

発語がない方の支援に慣れてない方や、行動障害を誘発しやすい支援者の方の参考になれば幸いです。

 

 

では、さっそく今日は1つ目。

 

それは、話しかけるときに

「必ず最初に名前を入れる」ことです。

簡単だけど舐めちゃいけません。相当重要です。

 

自閉症の方は、先の見通しが立たなかったり、情報を連結させるところに障害があります。(詳しくは次回)

だから、支援者が話しかけたとしても、自分が話しかけられているということに気づかない場合が多いです。つまり、支援者の声はただその人の口から出てる音でしかありません。

 

名前を呼ばれることで初めて、自分に向けて言われていることに気が付きます。

 

例えば、大雨の音が好きな利用者さんがいるんですが、その方には雨が降ってるから好きな音が聞こえてくるんじゃなくて、好きな音がただそこで鳴ってるだけです。

「大雨」と「聞こえてる音」がリンクしていないのです。

因果関係がつながっていないんですね。

 

このことを知らないと、何を言っても意思疎通ができてない感じがして、支援者の方が心折れて、話しかけずに自分の判断で先へ事を進めてしまうようになります。(けっこうそういう支援者の方が多いです)

 

最初は話が切れるたびに毎回名前を入れてもいいと思います。

 

 もちろん、前出の通り、情報をリンクさせられないことを踏まえて、伝える内容はシンプルに一つに絞ることも大切です。

「~してから~しよう」とか、「~だったら~しよう」みたいに、複雑に伝えると、どこを拾えばいいかわからずパニックになる場合があるので、要注意です。

 

まあそんな感じなんですが、

例えば、実際の駅でトイレに行く一幕では、次のような声掛けになります。

「○○さん、トイレいきましょうか^^」

「○○さん、手を洗いましょうか^^」

「○○さん、ハンカチ出しましょうか^^」

「○○さん、手を拭きましょうか^^」

「○○さん、ハンカチをかばんに入れましょうか^^」

「○○さん、出発しましょうか^^」

「○○さん、次はどこどこに向かいますね~^^」

ちょっと過剰ですが、極論このぐらい区切りながら、ひとつずつ伝えたいことを名前を入れて伝えることで、円滑なコミュニケーションが取れるようになると思います。

 

ぜひ、参考にしてみてください。

 

では、今回は以上です。

次回はもう一つの会話スキルを紹介します。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました^^

 

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