こんにちはこんばんわ、OKUです。
今回は、「愛情を注ぎ続けるために最も大切なこと」というお話します。
★はじめに
自閉症者と毎日一緒に過ごすご家族の方は、いつも苦労されていると思います。嫌気がさして、時には我慢の限界が来て怒鳴ったり、手を上げてしまうこともあるかもしれません。
今のように季節の変わり目などは、衣替えが上手くいかなかったりして特にセンシティブになって、神経をすり減らしている方も多いと思います。
しかもこれから先もずっとそんな日々が続きます。
将来を想像すると、漠然とした不安に襲われることがあるのではないでしょうか?
その中でも、「しっかり彼らに寄り添い、見守り、愛情を注ぎ続けるために最も大切なこと」を今回はお伝えしたいです。
★自分の人生を大切にしていますか?
結論から先に言います。
愛情を注ぎ続けるために最も大切なことは、【心のゆとり】です。
そして、そのために必要なことは、自分の人生を大切にしていただくことです。
以前⇩のような記事を書きました。
ここでは、具体例をあげてお子さんとの「距離感」の話をしています。
適度な距離感を作るために、親御さんには自分の人生も大切にして欲しいとお伝えしました。
自分の人生が充実することで、心のゆとりが生まれます。
心のゆとりが生まれると、「間」ができます。
これが適度な距離感を作ります。
自閉症者にとっての「間」は、生きやすさに直結するとても大きなものです。
彼らが何か刺激を受けて反応するときには、健常者よりも一つ多い間が必要になります。
間がないことで、自分に折り合いをつけたり、人一倍ストレスを感じたり気持ちの整理がつかないまま体だけ前へ進められて、気持ちだけ置いてけぼりを食らうことが増えてしまいます。
★具体例(20代男性・自閉症スペクトラム)
こういう話をするといつも思い出す一人の利用者さんがいます。
自閉症スペクトラムで見た目には障害者だとわからないんですが、お店の自動ドアを何回も開けたり、通り過ぎるバスを威嚇するといった軽い行動障害があります。
母子家庭なんですが、お母さんはとにかく我が子がかわいくて仕方がないといった様子で、自分の人生をほとんど犠牲にして彼に愛情を注いでいます。
どこかに行きたいと催促されたらすぐにどこへでも連れていくし、生活介護を休みたいと言ったらすぐに休ませていました。
そして自分がご飯を3食作らないといけなくなって、愚痴をこぼします。
お母さんは本当はけっこう時間あるはずなんですが、なぜかいつも忙しい印象があって疲れている様子です。
時間はあるけど、心にゆとりがありませんでした。
明らかに過保護・過干渉なんですが、それが原因であることにも、なかなか気づいてもらえませんでした。
その愛情の注ぎ方で、「もしも、あなたに何かあった時にご本人はどうなるんですか?」「あなたが年を取って体が動かなくなったらどうなるんですか?」と思っていました。
★思い描いていた理想と現実のギャップ
親御さんに関しては、心の底ではまだ我が子の障害を受容できていなかったり、就学や就労など環境が変わる時に急に漠然とした不安に襲われる方がいらっしゃいます。
もしかしたら、お子さんの障害を受容していないというよりは、思い描いていた理想像の家庭や子育ての姿とは程遠い、ご自身の人生を受容できていないのかもしれません。
もっと労わって、褒めて、大切にしてください。
まずやるべきことは、「今できる小さなこと」をやることです。
自分がやりたいと前から思ってることがあるなら、それをやる環境を作ってください。
先ほどの例で言うと、彼のお母さんは大学で国文学部を出ておられて、文章を書くことが好きでした。以前は文章教室に通ってたんですが、しばらく止めておられました。
でも、自分の人生を大切にしてもらうことが息子さんのためだとお伝えして、好きなことをやるよう時間をかけて伝え続けました。
すると、また文章を書き始めて、郵送で添削指導を受け始めました。優秀賞を獲って嬉しそうに僕に報告してくれました。そして、現在も続けているし、さらにオカリナ教室にも通っているそうです。
相変わらず忙しそうではありますが、ずいぶん力が抜けて楽しそうにしているし、息子さんの方も新しい作業所に通って落ち着いています。
だから、本当に自分の人生を大切にすることがお子さんのためなんです。
★最後に
この記事を読んでくださっている方に対して、「私はあなたの親として今一緒に過ごせていることを幸せに思っているから、これからもゆっくりやっていこうね^^」という姿勢で、心にゆとりを持って、自閉症者と関わってもらいたいと思っています。
そこで今回は、なかなかそういう風に思えないという方に関して、人数限定ですが、僕が直接相談に乗ってサポートすることにしました。
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では、最後まで読んでいただき、ありがとうございました^^