寝ても覚めても福祉道

2020.08~ 株式投資に関する記事は止めて、仕事(福祉)に関する記事を書いています。利用者家族や介護職員の心の充足や支援方法について発信しています。

何度も盗みを繰り返す軽度知的障害者の対応を間違えていませんか?

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こんにちは、OKUです。

今回は、「盗むことを止められない軽度知的障害者」についてお話します。

 

 

★はじめに

先日僕はこういったツイートをしました⇩

 

 

 

軽度知的障害者の方で、盗むことを止められない方がよくいますよね?

同じ作業所のメンバーの物やお金を盗んだり、スーパーで万引きして捕まったり、何度注意しても警察沙汰になっても繰り返します。

「何回言ったら、わかるんですか?」

「まだ反省してないんですか?」

と伝えてもその時は反省しているように見えるけど、やっぱりまたやってしまって、キレてしまう支援者の方もいると思います。僕もわからない時は「この人バカじゃないの?」と正直思ってました。

 

そんな軽度知的障害者に対して、どう支援したらいいかわからなくて、困っておられる支援者やご家族の方が多いと思います。

 

なので今回は、どうして繰り返してしまうのか、じゃあどうしたらいいのか、その辺りのことをわかりやすく説明するので、ぜひ最後まで読んでください。

 

★「犯罪」という概念がない

結論を先に言います。

 

なぜ、盗みを繰り返すのかというと、

「悪いことがどういうことかを理解できていない」からです。

 

悪いこととはどういうことか、犯罪とはどういうものか、理解できないんです。そして、謝罪や反省の意味もわかっていません。だから繰り返します。

 

よく考えてもらいたいんですが、そもそも「犯罪」とか「悪いこと」って健常者が設けた基準なんですね。その勝手に存在している基準は彼らには他人事なんです。

だから、更生させようという姿勢がそもそも間違っています。

 

体感として悪いと感じること、殴ったら痛いとかそういうことは、まだ実体験を通してある程度理解できるようになります。(それも理解できない方が暴力事件や殺人を犯します)

 

じゃあ、盗むことが悪いことだと教えたらいいじゃないか、という話になると思うんですが、教えて理解できる人は確かにいる。むしろ大半がそうです。それでもわからない人が一部いて、そういう人が盗みを繰り返します。

 

 

★具体例(40代男性・軽度知的障害)障害者GHに盗癖がなくならない利用者さんがいます。

もともと軽度の知的障害があって、30ぐらいまでは警備員などの仕事をされていましたが、その後アルコール中毒でいろいろ問題を起こして入所されました。

 

この方が、同じ部屋の利用者さんのお金を盗んだり、洗濯洗剤を勝手に使ったり、外に出てはスーパーでガムを万引きして何度も捕まっています。しかも、ある程度のお金を持っているにもかかわらずやります。

 

GHの対応は、本人に謝罪させて、そのあと反省文を書かせて、そして単独での外出禁止令が発動されるというお決まりのパターンでしたが、何度やっても同じことの繰り返しになっていました。

 

これは個人的な意見ですが、知的障害者は、習慣化するとなかなか依存状態から抜けられない傾向にあると思います。

悪いということがどういうことか理解できていないわけですから、このようなGHの対応では、おそらく盗みが無くなる可能性は低いです。

 

人間は感情で動く動物です。

知的障害者の方は理性の部分に障害があるから、「~したい」「~が欲しい」と思ったら、その感情が優位に立ちます。

その「~」に窃盗が入れば、やっぱり感情のまま盗んでしまうことになります。

 

 

★支援者に必要なこと

まず支援者に必要なことは、悪いことがどういうことかを利用者さんには理解できないという前提をまず把握しないといけません。

把握していれば、反省文を書かせたり、罰則を設けたり、強く叱ることがお門違いだとわかると思います。

 

彼らの支援に必要なのは、「盗みができない物理的な環境を用意する」ことです。

 

更生するのを諦めるというのは言葉が悪いですが、理解する部分に障害があるから知的障害者なわけですから、そこは理に適った対策を打つしかありません。

 

例えば、集団生活をしているなら、

共有スペースに私物を置くことを禁止したり、

被害者になりそうな方の施錠を徹底的に強化したり、

物がある場所に死角を無くしたり、

加害者になる利用者さんを一人にしない、

などの対応が必要です。

 

外出する場合は、行く場所を万引きができないところに限定したり移動支援を利用して一人で外へ出さないというのもアリです。

とにかく物理的な環境が必要です。

 

そうしてしばらく盗みが無くなったからと言って、緩めてはいけません。高い確率でまたやります。

 

もしも更生を考えるのであれば、まずは支援者は個人として利用者さんから信頼を得て、その人からじっくりアプローチしていくしかないと、主観ですが、経験上そう思います。

 

 

★最後に

実は今回、人数限定で知的障害や自閉症者のご家族や支援者の相談に乗ることにしました。どんな悩みでも結構です。

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では、最後まで読んでいただき、ありがとうございました^^